2008Jリーグ ディビジョン1 第7節
vsガンバ大阪
2008.04.19(土)16:04キックオフ
 
会場:カシマサッカースタジアム・観衆:17,292人・天候:雨
鹿島アントラーズ vs ガンバ大阪
0 0 前半 0 0
0 後半 0
  得点
(アシスト)
 
78分:マルキーニョス 警告 44分:遠藤 保仁
51分:安田 理大
89分:ルーカス
  退場  
73分:IN:野沢 拓也
(OUT:本山 雅志)
81分:IN:興梠 慎三
(OUT:田代 有三)
交代 32分:IN:松代 直樹
(OUT:藤ヶ谷 陽介)
69分:IN:佐々木 勇人
(OUT:山崎 雅人)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
伊野波 雅彦 DF 19
岩政 大樹 DF 3
大岩 剛 DF 4
石神 直哉 DF 22
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
本山 雅志 MF 10
ダニーロ MF 11
マルキーニョス FW 18
田代 有三 FW 9
 SUB
小澤 英明 GK 1
中後 雅喜 DF 16
野沢 拓也 MF 8
増田 誓志 MF 14
船山 祐二 MF 23
興梠 慎三 FW 13
佐々木 竜太 FW 17
 
ガンバ大阪
藤ヶ谷 陽介 GK 22
橋本 英郎 DF 27
中澤 聡太 DF 2
山口 智 DF 5
安田 理大 DF 13
明神 智和 MF 17
遠藤 保仁 MF 7
二川 孝広 MF 10
ルーカス FW 9
バレー FW 18
山崎 雅人 FW 30
 SUB
松代 直樹 GK 1
ミネイロ DF 3
水本 裕貴 DF 4
福元 洋平 DF 6
寺田 紳 MF 8
佐々木 勇人 MF 16
倉田 秋 MF 20
 
 

雨中の決戦。ホームで悔しいスコアレスドロー。

新井場の負傷で空いた左サイドバックに石神、そして浦和戦に続き右サイドバックとして伊野波が先発出場したガンバ大阪戦。前節同様、質のいいサッカーを展開しながらもゴールが決まらず勝点1に終わった。これで鹿島は勝点16、順位を首位の名古屋に勝点差3の2位とした。

前半、雨を含んだピッチはスリッピーでボールの転がりがいつもより速く、両者にとって難しい試合環境だったが、短いパスをつないで前に出てくるG大阪に対し、鹿島は激しいプレスとポゼッションでゲームをコントロールする。チームとして先制点を狙う姿勢は明確だった。

 
 
 前半31分、G大阪のGK藤ヶ谷がゴール前の混戦で左肩を激しく痛め、ベンチの松代と交代。予想外の展開となったが試合の行方に大きな影響を与えることはなかった。鹿島にとっての前半最大のチャンスは43分。田代からのクロスをダニーロがヘッドで捉える。待望の先制点かと思われたが、これはゴール右に外れた。その後、前半ロスタイムに鹿島はバレーをゴール前でフリーにしてしまうが、曽ヶ端の見事なセーブで失点は免れる。結局、両チームともスコアレスで前半を終えた。
 
 
 後半に入り序盤はG大阪に押し込まれる時間もあったが、終始ゲームをコントロールし、G大阪ゴールに襲いかかった鹿島。66分にはダニーロのクロスを田代が得意のヘディングで合わせるもGK松代の正面を突いた。そして73分、本山に代わり、浦和戦を欠場した野沢がピッチイン。オリヴェイラ監督はゴールを狙う意思をチーム全体に示した。
 
 
 カシマのピッチに立つ選手たちもその姿勢を崩さなかった。中盤から小笠原が攻撃のタクトを振り、前線のマルキーニョス、田代も果敢にゴールに向かう。しかし試合後、青木が「シュートやラストパスなど最後の部分で決められなかった」と語ったようにフィニッシュの精度が甘く最後までゴールを割ることはできなかった。結局、90分を終え0-0のドロー。前節、浦和に負けた鹿島にとっては悔しい勝点1となった。
 
 
 だが、試合を終えた選手たちの顔からは落胆の様子を感じられなかった。「いいサッカーは続けられている。必要なのは勝点3だけ。水曜の北京戦には気持ちを切り替えていきたい」と青木が語ったように自分たちを信じ戦い続けることが最も重要だろう。
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
 攻守の切り替えを早くする。特に攻から守になる時に注意(集中)しよう。サイドチェンジを有効に使い、攻撃を組み立てよう。
ガンバ大阪 :西野朗監督
   後半、相手はパワーアップしてくる。両サイド、もっと仕掛けて。勝ちに行くぞ!
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
   我々は常に勝ち点3を目指しているわけであって、今日の勝ち点1には満足はしていない。引き分けに終わって残念だった。相手を押し込んでカウンターを狙っていたが、逆に押し込まれてしまうことも多かった。攻撃陣の点が取れていないことは心配する必要はない。チャンスも多く作れているので。ただ去年と比べて相手の(試合に対する)姿勢が変わってきている。状況に対して早く順応し適応することが必要。みんなでイメージの共有をもって取り組みたい。
ガンバ大阪 :西野朗監督
   終盤、圧力をかけられる時間帯が多くなってしまった。決定力もあったが活かしきれなかった。ただ、最後まで全員がハードワークしながら戦えていただけに何とか1点と思ったが残念。両チームともにハードワークしながらいいゲームができていたのではないかと思う。もちろんアウェイでの勝ち点1は満足していないし、対アントラーズといえども常に勝ちにいきたい。結果的にドローとなってしまったが、内容としては順当であったと思う。
 

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