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2008Jリーグ ディビジョン1 第6節
vs浦和レッズ
2008.04.13(日)16:03キックオフ
会場:埼玉スタジアム2002・観衆:54,450人・天候:曇時々雨
鹿島アントラーズ
vs
浦和レッズ
0
0
前半
0
2
0
後半
2
得点
(アシスト)
49分:永井 雄一郎(田中 マルクス闘莉王)
89分:永井 雄一郎
7分:大岩 剛
7分:岩政 大樹
警告
46分:堤 俊輔
80分:鈴木 啓太
退場
76分:IN:増田 誓志
(OUT:本山 雅志)
86分:IN:興梠 慎三
(OUT:伊野波 雅彦)
89分:IN:中後 雅喜
(OUT:新井場 徹)
交代
45分:IN:永井 雄一郎
(OUT:高原 直泰)
70分:IN:梅崎 司
(OUT:細貝 萌)
88分:IN:坪井 慶介
(OUT:エジミウソン)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準
GK
21
伊野波 雅彦
DF
19
岩政 大樹
DF
3
大岩 剛
DF
4
新井場 徹
DF
7
青木 剛
MF
15
小笠原 満男
MF
40
本山 雅志
MF
10
ダニーロ
MF
11
マルキーニョス
FW
18
田代 有三
FW
9
SUB
小澤 英明
GK
1
中後 雅喜
DF
16
増田 誓志
MF
14
船山 祐二
MF
23
遠藤 康
MF
25
興梠 慎三
FW
13
佐々木 竜太
FW
17
浦和レッズ
都築 龍太
GK
23
堤 俊輔
DF
12
堀之内 聖
DF
20
阿部 勇樹
DF
22
山田 暢久
MF
6
細貝 萌
MF
3
鈴木 啓太
MF
13
平川 忠亮
MF
14
田中 マルクス闘莉王
MF
4
高原 直泰
FW
7
エジミウソン
FW
17
SUB
山岸 範宏
GK
1
坪井 慶介
DF
2
内舘 秀樹
MF
19
梅崎 司
MF
21
岡野 雅行
MF
30
永井 雄一郎
FW
9
エスクデロ セルヒオ
FW
15
一瞬の隙を突かれ、失点。リーグ連勝記録が14でストップ。
アウェイ埼玉スタジアムで悔しい敗戦となった。多くのチャンスを作り出し試合の主導権を完全に握ったが、一瞬の隙を突かれ永井に2ゴールを許し、リーグ戦初の敗北を味わった。これでリーグ連勝記録が14でストップ。リーグ順位も勝点差1で名古屋に首位を譲った。
前半は完全に鹿島のゲームだった。北京戦に続き、青木、小笠原、本山、ダニーロで構成する中盤が圧倒的な展開力で試合の主導権を握る。守備面でも北京戦で負傷退場した内田に代わり、今季初めて右サイドバックに入った伊野波が質の高い動きを見せ、最終ラインの安定感は変わらない。前半だけを見れば、鹿島が圧倒的に有利という印象は埼玉スタジアムを埋めた5万4000人の大観衆の誰もが抱いただろう。
しかしハーフタイムを終え、高原に代え永井が入った浦和に一瞬の隙を突かれる。49分、相手ボールとなりラインをすっと上げたところ、闘莉王をフリーにしてしまう。曽ヶ端が素早く詰めるも闘莉王からのクロスを永井に楽々と決められ、今季初となる先制点を許した。
この失点で完全にペースが狂った鹿島は同点にしようと必死に攻めに出る。小笠原が直接フリーキックから何度も浦和ゴールを狙うが相手GKの都築に全て止められる。また81分には増田がコーナーキックのこぼれ球から強烈なシュートを放つも都築にセーブされ、同点にはならない。
残り時間4分となった86分、伊野波に代え興梠を入れるなどがむしゃらにゴールを狙った鹿島だったが後半ロスタイムにカウンターからまたしても永井に決められ、万事休す。悔しい今季初の黒星をアウェイ埼玉スタジアムで喫した。
これでリーグ連勝記録も14で終わり、順位も2位へ落した。「いいサッカーをしていても負けたら何も言えない」と試合後、青木が語ったように内容的には完全に上回っていただけに本当に悔しい敗戦となった。しかし、これで戦いは終わったわけではない。岩政の「次のガンバ戦で勝てば、この2試合で勝点3。引き分け2つよりはまし。そういうつもりでこの1週間やっていきたい」というコメント通り、下を向いている時間はない。先ずはゆっくりと休息を取り、土曜のガンバ戦に向け気持ちを切り替えてほしいものだ。
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
ボールポゼッションしながら攻撃している時には、相手のカウンターに注意すること。このまま集中を切らさずに行こう。
浦和レッズ :ゲルト エンゲルス監督
お互いにいいファイトのゲームになっている。前線でキープをしっかりして、元気な永井を入れて点を取りに行く。
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
いつかは負けるということは当然ながらある。この5ヶ月間負けなしでいるということは現状難しいこと。今日負けてしまったが、すばらしい選手がそろっている浦和レッズに負けたわけで、その中でも途中まで我々は主導権を握れていた。相手は6日間準備期間があったが、我々は中3日であのパフォーマンスを見せたので(プレーの)質が高い。まだ、34試合のひとつを負けただけ。負けという部分ではさびしく思うが、また連勝をし続けるように練習に取り組んでいきたい。我々は我々の方向性を持っているからみんながそれをしっかり取り組んでいけば、あるべき形になっていくと思う。
浦和レッズ :ゲルト エンゲルス監督
すごくいい雰囲気の中で、いい試合ができたと思う。お互いにそれは間違いない。試合の入り方も非常に激しく、オフェンスやディフェンスのスイッチが早かった。20分に過ぎてからアントラーズのサイド攻撃が激しくなってボールをキープできなくなった。後半も前半と一緒でいい入り方ができた。今日は両チームのファイティングスピリッツが強かった。まだ反省点があるがいい試合ができたと思う。
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