2008Jリーグ ディビジョン1 第32節
vs大分トリニータ
2008.11.23(日)13:05キックオフ
 
会場:九州石油ドーム・観衆:31,744人・天候:曇時々晴
鹿島アントラーズ vs 大分トリニータ
1 0 前半 0 0
1 後半 0
55分:内田 篤人 得点
(アシスト)
 
20分:中後 雅喜 警告 28分:藤田 義明
42分:森重 真人
43分:上本 大海
  退場  
78分:IN:増田 誓志
(OUT:野沢 拓也)
83分:IN:船山 祐二
(OUT:本山 雅志)
84分:IN:田代 有三
(OUT:興梠 慎三)
交代 76分:IN:家長 昭博
(OUT:上本 大海)
87分:IN:森島 康仁
(OUT:エジミウソン)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
伊野波 雅彦 DF 19
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
中後 雅喜 MF 16
本山 雅志 MF 10
野沢 拓也 MF 8
興梠 慎三 FW 13
マルキーニョス FW 18
 SUB
小澤 英明 GK 1
大岩 剛 DF 4
増田 誓志 MF 14
船山 祐二 MF 23
マルシーニョ MF 33
田代 有三 FW 9
佐々木 竜太 FW 17
 
大分トリニータ
下川 誠吾 GK 16
深谷 友基 DF 4
森重 真人 DF 6
上本 大海 DF 22
小林 亮 MF 2
エジミウソン MF 5
金崎 夢生 MF 8
鈴木 慎吾 MF 11
藤田 義明 MF 33
ウェズレイ FW 10
高松 大樹 FW 13
 SUB
清水 圭介 GK 29
山崎 哲也 DF 24
小林 宏之 DF 25
西山 哲平 MF 7
家長 昭博 MF 14
清武 弘嗣 MF 28
森島 康仁 FW 9
 
内田の今季初ゴールで1-0と勝利!! 全員で勝ち取った待望の勝点3!!
 
内田の今季初ゴールとなる先制点を最後まで守り通し、待望の勝点3を得た。この2004年11月20日以来4年ぶりとなる九石ドームでの勝利で鹿島は勝点57とし、2位名古屋と3位川崎の結果いかんでは次節終了時の優勝の可能性も出てきた。
 
 
 
序盤からアグレッシブに行く鹿島が試合の主導権を握る。ツートップのマルキーニョス、興梠、本山、そして野沢らが前線で多くボールを触り、チャンスを窺う。24分、野沢のロングスローを興梠が頭で落とし、本山がダイレクトシュート。しかしこれは惜しくもクロスバーの上で先制点を逃す。また最大のチャンスは32分。本山が得意のフェイントから左足シュート。これが右ゴールポストに当たり、そのままゴールラインを超えるかと思われたが、内側に跳ねずにゴールならず。攻める鹿島と耐え守る大分の図式が色濃く浮かび上がった前半だった。それでも鹿島にも何度かカウンターからのピンチがあった。特に危険だったのは、前半ロスタイムのウェズレイのFKに上本が合わせたバッグヘッドシュート。しかし、これはゴールの枠に飛ばず事なきを得た。
 
 
 
後半に入っても前からプレッシングに行き、大分を押し込んでいく鹿島は55分、ついに先制点を得る。内田のパスを受けた興梠がシュートし、そのこぼれ球を相手DFがクリアするもこのボールが内田の足元に来る。内田は迷わず右足を振り抜き、相手GKのニアを突きゴール。この内田の今季初得点で鹿島は勝利へ一歩前進した。
 
 
その後、前に出てくる大分をしっかりと抑え込む鹿島。82分にはウェズレイに決定的な形を作られるが、シュート2本を止めた曽ヶ端ら守備陣が体を張って守り通す。83分には本山に代わり今季初となる船山がピッチイン。5分のロスタイムも全員で守りきり、「是が非でも欲しかった勝点3」(船山)をもぎ取った。これで鹿島は勝点57とし、首位の座をキープ。次節となるカシマでの磐田戦で勝利し、2位の名古屋と3位の川崎が引き分け以下の結果となれば優勝が決定する。2年連続となる歓喜の瞬間まであと少しだ。
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
後半も前半同様、集中して入り、アグレッシブなプレーを継続しよう。守から攻に切り替わった時に後ろの守備のバランスを崩さないこと。セットプレーを生かそう。
大分トリニータ :シャムスカ監督
  守備からの切り替えの時にスピードを生かして質の高いパスをして攻めていく。サイドからの攻撃をもっと増やしていく。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  この試合に臨むあたって選手たちには高いモチベーションを持つことを言ってきた。戦術的な部分ではできるだけ細かい情報を与えているが、ピッチ内に入れば後は選手たちの判断になる。今日はその判断が瞬時に良くできていた。1-0というスコアだったが、チャンスも多く作れていたし、もっと早い時間に点を決められていればもっと楽な試合になっていたと思う。今日は勝ったがしっかりと地に足をつけて、集中力やいろんな部分の意識を高めて残り2試合に臨みたい。
大分トリニータ :シャムスカ監督
  内容は始まる前から予想していたが、本当に予想通りになってしまった。今日は攻撃のスイッチが入ったときに普段通りのものが見られなかった。それでも残り30分は質が上がって、1-1に持っていくチャンスも作れていた。今日負けたことでタイトル争いは難しくなったと思うが、目標を修正して来年のACL出場を目指して残り2試合で3位以内には入りたいと思う。
 

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