2008Jリーグ ディビジョン1 第29節
vs京都サンガF.C.
2008.10.18(土)15:04キックオフ
 
会場:カシマサッカースタジアム・観衆:20,580人・天候:曇のち晴
鹿島アントラーズ vs 京都サンガF.C.
2 1 前半 1 1
1 後半 0
19分:興梠 慎三
51分:マルキーニョス
得点
(アシスト)
43分:田原 豊
63分:本山 雅志
87分:内田 篤人
警告 29分:佐藤 勇人
78分:西野 泰正
  退場  
74分:IN:野沢 拓也
    (OUT:本山 雅志)
83分:IN:増田 誓志
    (OUT:興梠 慎三)
88分:IN:田代 有三
    (OUT:ダニーロ)
交代 72分:IN:安藤 淳
    (OUT:中谷 勇介)
72分:IN:西野 泰正
    (OUT:田原 豊)
82分:IN:徳重 隆明
    (OUT:手島 和希)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
伊野波 雅彦 DF 19
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
中後 雅喜 MF 16
本山 雅志 MF 10
ダニーロ MF 11
興梠 慎三 FW 13
マルキーニョス FW 18
 SUB
小澤 英明 GK 1
大岩 剛 DF 4
野沢 拓也 MF 8
増田 誓志 MF 14
マルシーニョ MF 33
田代 有三 FW 9
佐々木 竜太 FW 17
 
京都サンガF.C.
水谷 雄一 GK 21
角田 誠 DF 26
増嶋 竜也 DF 24
水本 裕貴 DF 8
手島 和希 DF 5
シジクレイ MF 3
佐藤 勇人 MF 14
渡邉 大剛 MF 22
中谷 勇介 MF 4
柳沢 敦 FW 13
田原 豊 FW 9
 SUB
平井 直人 GK 1
石井 俊也 DF 17
大久保 裕樹 DF 23
徳重 隆明 MF 7
安藤 淳 MF 18
林 丈統 FW 11
西野 泰正 FW 25
 
興梠、マルキーニョスのアベックゴールで2-1と快勝!!
 
興梠、マルキーニョス両エースのゴールで2-1と快勝した。19分に興梠が自己最多となるリーグ戦7ゴール目を決め先制するが、前半終了間際の43分に田原のゴールで追いつかれる。しかし、後半開始直後の51分、得点王当確とも言えるマルキーニョスが21得点目となる追加点を決め、鹿島がリードした。結局、この後もアグレッシブに主導権を握った鹿島が守りきり、嬉しいシーズン15勝目をもぎ取った。これで鹿島は暫定ながら首位の座をキープ。ライバルの川崎、浦和がそれぞれ負けたため、今後のタイトルレースでも一歩リードする形で第29節を終えた。
 
 
 
序盤、中盤からの組み立てで攻撃を仕掛ける京都に対し、前線からの激しいプレスで追い込む鹿島。前回の対戦では痛恨の先制点を奪われた柳沢に対してもセンターバックに入った伊野波、岩政がうまくマークし、自由な動きを許さない。そして19分、中後の後方からのロングパスに興梠が1人走り込む。相手守備陣がオフサイドとセルフジャッジし、一瞬足が止まったのを見逃さず前へ出た興梠は相手DF1人と競り合いながらも自己最多記録となる7ゴール目を決め、鹿島に先制点をもたらした。
 
 
その後も興梠はマルキーニョス、ダニーロ、本山らと見事な連携で京都ゴールを脅かし続けた。しかし43分、ちょっとした連携ミスからか京都に簡単にクロスを上げられ、田原の同点弾を食らってしまう。結局、このまま、1-1で前半を終えた。後半に入り、同点のショックを感じさせない鹿島は前回負けている京都から勝点3をもぎ取る強い気持ちから積極的に前に出る。
 
 
そして51分、芸術的なコンビネーションから2点目を奪う。左サイドの新井場がゴール前に浮き球気味のパスを送る。そして、走り込んできた中後が右足アウトサイドで見事なボレーシュート。これはGK水谷にセーブされるが、そのこぼれ球をリーグ得点王レースでトップを走るマルキーニョスがキープし、今季21ゴール目となるシュートを京都ゴールへ叩き込んだ。
 
 
2-1とリードした鹿島はその後も積極的に前に出て、アグレッシブな守備で京都を抑え込む。ヒヤリとさせられた場面は84分に佐藤に打たれたミドルシュート程度で、終始安定した戦いぶりを見せた鹿島が前回1-2と負けている難敵京都に2-1と勝利した。興梠、マルキーニョスのアベックゴールは今季リーグ戦で6試合目。両エースが揃ってゴールを決めるという最高の形で鹿島は首位の座を死守した。
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
集中力、注意力を失わず後半も戦うこと。ロングボールのセカンドボールを拾うために帰陣を早くしよう。
京都サンガF.C. :加藤久監督
  失点した場面、相手も狙っているのでセーフティーにプレーしていこう。前線にボールが入った時は中盤の選手がもっと早くサポートに入ろう。サッカーを楽しんでアグレッシブにプレーしよう。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  今日は我々は主導権を握った試合であったと思う。2-1のスコアではあったが、もっと大差をつけて勝利できた試合だったのではないかと思う。残り5試合、大詰めとなっている中で、この試合を勝利でおさめたことは大きい。足に地をつけ、自分たちがやるべきことをしっかりとやり続けることが重要。最後まであきらめることなく、目標としているものを達成できればと思う。
京都サンガF.C. :加藤久監督
  前半ああいった形で先制されてしまって、ボール運びも苦しくなってしまったなか、なんとか前半終了間際に追いつくことができた。ただ、全体を通していえば、出足を含めて鹿島の方が上回っていたと思う。後半、なんとか(同点に)追い付ければ良かったが、まだまだ力をつけていかないといけない。今日は残念な結果だった。次に向けて頑張りたい。
 

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