2008Jリーグ ディビジョン1 第28節
vsガンバ大阪
2008.10.04(土)15:03キックオフ
 
会場:万博記念競技場・観衆:19,386人・天候:晴
鹿島アントラーズ vs ガンバ大阪
0 0 前半 0 0
0 後半 0
  得点
(アシスト)
 
70分:内田 篤人 警告 87分:中澤 聡太
  退場  
64分:IN:野沢 拓也
    (OUT:本山 雅志)
77分:IN:佐々木 竜太
    (OUT:興梠 慎三)
79分:IN:マルシーニョ
    (OUT:ダニーロ)
交代 36分:IN:松代 直樹
    (OUT:藤ヶ谷 陽介)
45分:IN:寺田 紳一
    (OUT:ロニー)
71分:IN:播戸 竜二
    (OUT:山崎 雅人)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
伊野波 雅彦 DF 19
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
中後 雅喜 MF 16
本山 雅志 MF 10
ダニーロ MF 11
興梠 慎三 FW 13
マルキーニョス FW 18
 SUB
小澤 英明 GK 1
大岩 剛 DF 4
中田 浩二 MF 6
野沢 拓也 MF 8
増田 誓志 MF 14
マルシーニョ MF 33
佐々木 竜太 FW 17
 
ガンバ大阪
藤ヶ谷 陽介 GK 22
加地 亮 DF 21
中澤 聡太 DF 2
山口 智 DF 5
下平 匠 DF 19
橋本 英郎 MF 27
明神 智和 MF 17
遠藤 保仁 MF 7
二川 孝広 MF 10
ロニー FW 18
山崎 雅人 FW 30
 SUB
松代 直樹 GK 1
ミネイロ DF 3
寺田 紳一 MF 8
佐々木 勇人 MF 16
倉田 秋 MF 20
武井 択也 MF 23
播戸 竜二 FW 11
 
鹿島、3試合連続無失点もゴールを奪えず。アウェイで惜しいスコアレスドロー。

前半、試合の主導権を握り、優位に見えた鹿島だが最後までG大阪のゴールを割ることはできず、スコアレスドローに終わった。これで前節まで続いていたマルキーニョスのリーグ戦連続得点記録は7試合でストップ。リーグ記録となるサリナスの8試合には届かなかった。大分が負け、名古屋、浦和の試合は明日となるため、暫定で首位の座は守ったものの少し残念な結果で連戦の最後を締めくくった。
 
 
序盤、鹿島は引き気味のG大阪に対しボールを支配し、相手陣内でのプレーに終始する。8分にはマルキーニョスがGK藤ヶ谷との一対一のシーンを作り出すなど、何度か好機を得るがゴールには到らない。そして、リズムを取り戻したG大阪に攻め込まれる場面も見られるようになった17分、前半最大のピンチを迎える。「最も気をつけなければいけない選手」と試合前に岩政が評した遠藤のCKのシーンでゴール前、中澤をフリーにしてしまう。痛恨の失点かと思われたその瞬間、中澤の右足シュートはクロスバー直撃。そのこぼれ球を明神にオーバーヘッドで狙われるもこれはクロスバーの上とラッキーな形で危機を乗り切った。
 
 
 
その後、中盤で本山、ダニーロが動き回り、果敢に攻め立てるも、G大阪ゴールを割ることはできない。31分、青木のミドルシュートのこぼれ球をフリーで拾った中後が冷静にゴールを狙うも、これはGK藤ヶ谷に止められる。36分にその藤ヶ谷が負傷退場というアクシデントが起きるが、結局一進一退の攻防のまま、0-0で前半を終えた。
 
 
後半に入ってからも激しい中盤の攻防が続く。次第に疲れが見えてきた鹿島は、後半頭からロニーに代え寺田を投入するなど、積極的に動くG大阪に攻められる場面が多くなっていった。それでも60分過ぎまでダニーロ、マルキーニョス、本山が立て続けに惜しいシュートを放つ。その後、野沢、佐々木、マルシーニョを投入し、なおもアウェイでの勝利を目指しG大阪ゴールに迫る鹿島。
 
 
そして終了間際の88分、相手のミスパスを突き、アグレッシブにプレスをかけた佐々木が中澤からボールを奪い、決定的なチャンスを得るかに見えた。だが、ここで中澤は佐々木を掴んで押し倒す。誰もがレッドカードと思ったが、ここでのジャッジはイエローカード。数的優位も奪えず、続くFKではキッカーのマルシーニョが蹴ったボールは惜しくもサイドネットに外れた。
 
 
結局、90分を戦い抜き、終わってみれば0-0のスコアレスドロー。「今日は勝点3を取りに来た」と試合後、曽ヶ端が語ったように鹿島にとっては少し残念な結果に終わってしまった。しかし、これで3試合連続無失点など明るい材料もある。残り6試合、優勝に向けて戦い抜くのみだ。
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
中盤とFWのポジションチェンジに対するマークを明確にすること。確実にボールをつなぎ、落ち着いてプレーすること。セットプレーとオフサイドトラップに注意すること。
ガンバ大阪 :西野朗監督
  相手のロングフィードにしっかり対応を。もっと厳しく前線からボールへ行こう。全体でコントロールして、どこかでリズムを変えよう。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  今日は非常に残念。我々は勝ち点3を取りに来たわけだから。内容的に相手もチャンスを作っていたが、90分通して我々のほうが主導権を握っていたと思う。残念ながら内容がともなわない日もある。今日はそういう日だった。選手たちは高い集中力、高い注意力を持って戦ってくれたと思う。レフェリングに対してはコメントをひかえたい。
ガンバ大阪 :西野朗監督
  勝ちたかった試合だった。前半は連動した形ができず、アントラーズに主導権を握られたが、後半は切り替えて守備から入ってある程度取り返せていたと思う。前半にアクシデントがあり、最後きりたいカードがきれなかったのが残念。アントラーズのDF陣は厳しいので、もう少し変化ができれば良かった。今日は両チームともアグレッシヴで良いゲームだった。
 

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