2008Jリーグ ディビジョン1 第24節
vs川崎フロンターレ
2008.09.13(土)18:00キックオフ
 
会場:カシマサッカースタジアム・観衆:22,292人・天候:曇
鹿島アントラーズ vs 川崎フロンターレ
1 0 前半 0 1
1 後半 1
67分:マルキーニョス 得点
(アシスト)
72分:谷口 博之
27分:中田 浩二
38分:ダニーロ
警告 36分:ヴィトール ジュニオール
  退場  
58分:IN:本山 雅志
    (OUT:マルシーニョ)
82分:IN:野沢 拓也
    (OUT:ダニーロ)
86分:IN:田代 有三
    (OUT:興梠 慎三)
交代 63分:IN:レナチーニョ
    (OUT:黒津 勝)
81分:IN:我那覇 和樹
    (OUT:鄭 大世)
89分:IN:横山 知伸
    (OUT:伊藤 宏樹)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
中田 浩二 DF 6
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
ダニーロ MF 11
マルシーニョ MF 33
興梠 慎三 FW 13
マルキーニョス FW 18
 SUB
小澤 英明 GK 1
大岩 剛 DF 4
伊野波 雅彦 DF 19
野沢 拓也 MF 8
本山 雅志 MF 10
増田 誓志 MF 14
田代 有三 FW 9
 
川崎フロンターレ
川島 永嗣 GK 1
村上 和弘 DF 26
井川 祐輔 DF 4
伊藤 宏樹 DF 2
山岸 智 MF 8
中村 憲剛 MF 14
谷口 博之 MF 29
ヴィトール ジュニオール MF 11
黒津 勝 FW 7
鄭 大世 FW 16
ジュニーニョ FW 10
 SUB
植草 裕樹 GK 22
横山 知伸 DF 18
菊地 光将 MF 17
田坂 祐介 MF 6
大橋 正博 MF 24
レナチーニョ FW 34
我那覇 和樹 FW 9
 
マルキーニョスの先制点も実らず またしてもセットプレーに泣き、1-1のドロー

頼れるエースがまたもやゴールを決めたがセットプレーに泣き、ドローに終わった。67分、リーグ得点王レースを独走するマルキーニョスが得意のフェイントで相手DF2人を翻弄し、今季16ゴール目となる先制点を決めた。このまま、守りきりたい鹿島だったが、その5分後、このところ苦手としているセットプレーからまたしても失点し、勝点2を失った。首位の名古屋がG大阪に1-0と勝利し、3ポイントの差をつけられた。得失点差でライバルの浦和、大分を引き離し2位の座は死守したものの、リーグ再開初戦を苦い思いで終えた。
 
 
前半、ブラジル人トリオを中心に川崎ゴールに迫る鹿島だったが、川崎の粘り強い守備に手こずり、決定的なチャンスを作り出すことができない。だが守備面では川崎の拙攻にも助けられ、ほとんど危うい場面に遭遇することはない。前半終了間際からお互いがヒートアップし、ファウルシーンを巡って口論になる場面も見られるなど、波乱を予感させる流れのまま、最初の45分を終えた。
 
 
後半開始直後、ジュニーニョ、ヴィトール ジュニオールらに攻められるも、曽ヶ端がビッグセーブを連発し、事なきを得る。そして67分、鹿島は待望の先制点を得る。ダニーロからのパスをペナルティーエリア外で受けたマルキーニョスが、相手DF陣をあざ笑うかのようなフェイントから強烈なミドルシュートを放つ。これが川崎ゴールに突き刺さり、鹿島は1-0とリードした。
 
 
「先制した段階で勝たなければいけない試合だった」と試合後、岩政が振り返ったようにリーグ再開初戦ということで是が非でも勝ちたい鹿島だったが、その僅か5分後、CKから谷口にヘッドで決められ、同点にされる。その後、途中交代でピッチインした本山、野沢、田代らが必死に川崎ゴールに迫るも追加点が奪えず、結局1-1のドローに終わった。
 
 
「今日は色々な点を振り返って反省したい。(来週水曜の)ACLのことを考えるのは明日から」と語る岩政を筆頭に、試合後の選手たちには難敵川崎から負けなかった嬉しさよりも勝点2を失った悔しさを強く感じた。今日の引き分けを糧にして、これからの連戦を乗り切って欲しい。
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
守備のバランスを崩さず組織でディフェンスすること。落ち着いてボールを展開すること。
川崎フロンターレ :高畠勉監督
  集中した、いいゲームが出来ている。90分、継続していこう。攻撃時、サイドを意識していこう。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  (他チームの結果情報よりも)まずは、自分たちの試合に集中することが重要だったし、結果的に引き分けは残念であったが、(90分通しての)チームとしての機能性は良かったと思う。ただ、効率的な部分においては少し足りなかったかもしれない。チャンスをしっかり決めることができればよかった。リーグ戦、ACLと過密日程がスタートするが、リーグ戦では体力的な負担があり、ACLでは地理的なもの、環境・食べ物などの戦う上でのいろんな負担などの要素があるもの。その2大要素を含め、まずはリカバーを重点的に行っていきたい。そのためにも選手たちには自己管理を徹底してもらいたいと思う。
川崎フロンターレ :高畠勉監督
  今日は2位の鹿島が相手、そしてアウェイということで試合前から非常に厳しいタフな戦いになることは予想していたので、しっかりと勝ち点3を持って帰ろうと話していただけに結果は残念。先に鹿島に先行されて厳しい戦いになったけれど、その後同点に追いついて勝ち点1を取れたことは良かった。最後まであきらめずに勝ち点1を取ってくれた選手と応援に駆けつけてくれたサポーターをほめてあげたい。中断期間後の試合であったが、この調子でしっかりとやっていきたい。
 

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