2008Jリーグ ディビジョン1 第22節
vs名古屋グランパス
2008.08.23(土)18:34キックオフ
 
会場:カシマサッカースタジアム・観衆:19,868人・天候:曇
鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパス
1 1 前半 1 2
0 後半 1
3分:マルキーニョス(本山 雅志) 得点
(アシスト)
11分:吉田 麻也
60分:ヨンセン
59分:大岩 剛 警告 8分:小川 佳純
36分:吉村 圭司
52分:三木 隆司
  退場  
67分:IN:野沢 拓也
    (OUT:本山 雅志)
67分:IN:田代 有三
    (OUT:興梠 慎三)
75分:IN:マルシーニョ
    (OUT:ダニーロ)
交代 65分:IN:山口 慶
    (OUT:杉本 恵太)
75分:IN:米山 篤志
    (OUT:玉田 圭司)
80分:IN:バヤリッツァ
    (OUT:中村 直志)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
増田 誓志 DF 14
岩政 大樹 DF 3
大岩 剛 DF 4
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
本山 雅志 MF 10
ダニーロ MF 11
マルキーニョス FW 18
興梠 慎三 FW 13
 SUB
小澤 英明 GK 1
中田 浩二 DF 6
伊野波 雅彦 DF 19
中後 雅喜 MF 16
野沢 拓也 MF 8
マルシーニョ MF 33
田代 有三 FW 9
 
名古屋グランパス
楢崎 正剛 GK 1
竹内 彬 DF 30
三木 隆司 DF 2
吉田 麻也 DF 34
阿部 翔平 DF 6
杉本 恵太 MF 19
中村 直志 MF 7
吉村 圭司 MF 14
小川 佳純 MF 29
玉田 圭司 FW 11
ヨンセン FW 9
 SUB
西村 弘司 GK 21
バヤリッツァ DF 3
米山 篤志 MF 5
藤田 俊哉 MF 10
山口 慶 MF 13
巻 佑樹 FW 17
深井 正樹 FW 18
 
 
名古屋との上位対決で悔しい敗北。カシマでの公式戦不敗記録が26でストップ
 
 
シュート19本を放ちながらも名古屋の堅守に阻まれ、1-2と痛い敗北を喫した。試合開始3分でダニーロ、本山、マルキーニョスの連携から見事な先制点を奪うも11分にセットプレーから同点、そして60分にはPKで逆転を許した。これでJリーグスタート以来、15年間守ってきたカシマスタジアムでの対名古屋公式戦連勝記録が21でストップ。また昨年の8月12日(J1第19節 vs甲府 1-0)以来続いていたカシマスタジアムでの公式戦不敗記録が26で途切れ、首位の座を浦和に明け渡し3位へと転落した。
 
 
開始直後からボールを支配し名古屋ゴールへ迫る鹿島が、いきなり先制ゴールを決める。3分、ダニーロが起点となり、右サイドに位置した本山へパス。これを受けた本山は冷静にゴール前の状況を見極め、リーグ得点王レースをひた走るマルキーニョスへボールを渡す。ボールをキープするマルキーニョスは、相手DF2人を前にしながらゴール左隅へグラウンダー気味のシュートを突き刺し、今季14得点目をマークした。
 
 
このゴールで勢いに乗った鹿島はなおも攻めに出る。小笠原、青木、ダニーロらが中盤からミドルシュートを放ち、名古屋を揺さぶる。しかし鹿島は追加点がいつ入ってもおかしくない状況ながら、まさかの同点ゴールを名古屋に許してしまう。11分、玉田のFKから吉田に合わされ、失点。集中力を保てずに自分たちのミスから同点とされた。これで気をそがれた鹿島は名古屋のサイド攻撃に手こずり始める。一進一退の攻防のまま、1-1で前半を終えた。
 
 
 
後半に入り、鹿島に悪夢が訪れる。59分、カウンターで抜け出した玉田を大岩がペナルティーエリア内で倒し、イエロー。これでPKを名古屋に献上する。キッカーのヨンセンが蹴ったボールを曽ヶ端が手に当てるもボールは無情にもゴールに吸い込まれ、1-2とリードを許してしまった。その後、鹿島は攻めに転ずるが、守りを固めた名古屋を崩すことはできない。そのまま時間だけが過ぎ、タイムアップ。立ち上がりの良い流れが信じられないほどダメージの大きい敗戦となった。しかし、試合後、「もう一回足元を見つめ直してやりたい。この敗戦を良薬に変えてやっていかないと意味がない」と青木が語ったようにここからチームを立て直すのは、自分たちの信念しかない。もう一度、ここから立ち上がるのが鹿島の使命だ。
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
両サイドへの寄せをもっと早くしよう。後半も集中力を継続していこう。
名古屋グランパス :ストイコビッチ監督
  ファイティングスピリットを出して良くプレーできている。後半も続けていこう。重要なのはあわてず我慢すること。落ち着いてプレーしよう。今以上に集中して絶対に勝とう。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  非常にいい立ち上がりの中で1点を取ることができた。しかし、同点に追いつかれる前にチャンスはあったが決めることができなかった。逆にセットプレーでやられてしまったが、その後は我々も盛り返して積極的にプレーしていたし、(内容としては)相手が押していたというよりも我々がいつものような効率的なプレーができなかったということ。内容に見合っていない結果になってしまったというだけだった。選手たちは一生懸命戦っていたが、結果負けてしまったということが今日の試合だったと思う。
名古屋グランパス :ストイコビッチ監督
  今日は最初から最後までハイペースなゲームだったが、その中で我々が勝ち点3を取れたことは大きい。とてもハードなゲームであったが、鹿島で戦って勝てたことは成功したと思っているし、選手たちは集中を切らさず最後まで頑張ってくれた。
 

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