2008Jリーグ ディビジョン1 第2節
vs東京ヴェルディ
2008.03.16(日)16:03キックオフ
 
会場:味の素スタジアム ・観衆:18,934人・天候:晴
鹿島アントラーズ vs 東京ヴェルディ
2 0 前半 0 0
2 後半 0
74分:マルキーニョス(ダニーロ)
86分:マルキーニョス(内田 篤人)
得点
(アシスト)
 
  警告 31分:和田 拓三
87分:船越 優蔵
  退場  
70分:IN:ダニーロ
(OUT:野沢 拓也)
77分:IN:中後 雅喜
(OUT:本山 雅志)
84分:IN:伊野波 雅彦
(OUT:田代 有三)
交代 60分:IN:河野 広貴
(OUT:飯尾 一慶)
79分:IN:船越 優蔵
(OUT:廣山 望)
79分:IN:大野 敏隆
(OUT:富澤 清太郎)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
大岩 剛 DF 4
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
本山 雅志 MF 10
野沢 拓也 MF 8
マルキーニョス FW 18
田代 有三 FW 9
 SUB
小澤 英明 GK 1
中後 雅喜 DF 16
伊野波 雅彦 DF 19
ダニーロ MF 11
増田 誓志 MF 14
興梠 慎三 FW 13
佐々木 竜太 FW 17
 
東京ヴェルディ
土肥 洋一 GK 1
和田 拓三 DF 4
土屋 征夫 DF 17
那須 大亮 DF 5
服部 年宏 DF 22
福西 崇史 MF 23
富澤 清太郎 MF 14
廣山 望 MF 20
ディエゴ MF 10
飯尾 一慶 MF 16
レアンドロ FW 7
 SUB
高木 義成 GK 21
飯田 真輝 DF 27
菅原 智 MF 6
大野 敏隆 MF 11
河野 広貴 MF 33
船越 優蔵 FW 19
井上 平 FW 13
 
 

ダニーロ、マルキーニョスのホットラインで2-0と快勝!!

マルキーニョスの2ゴールで2-0と快勝した。
74分、交代出場のダニーロが見事なスルーパスで待望の先制点を演出した。そして84分にはそのダニーロが起点となり、マルキーニョスの連続ゴールを生んだ。オリヴェイラ監督の信頼に応えたブラジルコンビの活躍で鹿島はリーグ戦連勝、首位をキープした。

 
 

 前半、「J1の中でも強いチームの1つ」とオリヴェイラ監督が評するヴェルディに攻撃のペースをつかまれる。ディエゴとレアンドロにボールを集められ、そこからのサイド攻撃に何度か危険なシーンを作られた鹿島だったが、「落ち着いて相手に対処できた」と青木が語るように決定的なチャンスを与えるようなことはなかった。
唯一の危険なシーンは7分の曽ヶ端のスローを廣山にカットされた場面。しかし、これは曽ヶ端が一対一の強さを発揮し、しっかりとセーブした。

 
 

 後半に入ってからもヴェルディの攻撃、鹿島の粘り強い守備、といったシーンが多く見られた。そして67分、中央の狭いスペースでのワンツーからディエゴに得意の左足でシュートを許す。あわや、と思われたがこのボールは幸運にもポストに当たり、ノーゴール。鹿島は辛くも失点を免れた。

 
 

 こうなると試合の流れは鹿島に傾く。そして74分、交代出場したダニーロが相手DFの裏に走るマルキーニョスへ絶妙なスルーパス。これを受けたマルキーニョスは見事なシュートでゴール。鹿島は待望の先制点を得た。
そして86分、小笠原からのボールを受けたダニーロがタメを作って右サイドを上がってきた内田へパス。内田がグラウンダーのクロスを折り返し、最後はまたしてもマルキーニョス。この追加点で鹿島は勝点3をほぼ手中にした。
その後、鹿島は高い集中力を保ちヴェルディの攻撃を封じ込めた。そしてタイムアップの笛の音。鹿島はアウェイマッチながら無失点で勝点3を得るという最高の勝ち方でリーグ戦連勝に華を添えた。

 
 

 試合終了と同時に大きな雄たけびを上げたオリヴェイラ監督。選手交代のカードを見事に使った監督にとっても、90分間戦い続けた選手たちにとっても会心の勝利だったと言えるだろう。

 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
両サイドバックが攻撃参加するので注意すること。逆にそれを狙って攻撃を仕掛けよう。
確実なボールポゼッションから攻撃を組み立てよう。
東京ヴェルディ:柱谷哲二監督
  セカンドボールをしっかり拾おう。
サイドチェンジの後、早く攻撃を展開しよう。
ボールをもっと動かそう。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  今日はヴェルディの監督がクレバーな選手起用をしていたなと思います。考えていたよりも守備的になっていたので(状況を)読み取るまでに時間がかかった。後半、ヴェルディは選手交代などで攻撃的にくるようになり、試合が間延びしてしまっていたので、ダニーロのようなボールをキープして時間を作れる選手を入れた。そこからダニーロがサイドから中に入っていくことでマルキーニョスや田代が動き出せるようになった。相手は1点失点したことで前がかりになり、2点目は自然に生まれた。タイ遠征の負担は試合の中でも少なからず影響していたが、幸い予想した以上ではなかった。
(中2日で試合ですがメンバー交代は?)基本的には選手を交代することは考えていない。まだ公式戦も4戦目なので疲労もあまり溜まっていないと思うし、今追い込んでも問題ないと思う。ただ人間ですのでこの2日間で選手がなにかを訴えた場合は変えるかもしれません。
東京ヴェルディ:柱谷哲二監督
  我々のホーム開幕ということで前半から積極的にいこうとスタートしました。積極的にいくことで自分たちのリズムがでる。試合前には残り30分が勝負だぞと選手を送り出しましたが、その通りになってしまった。我々には何度も大きなチャンスがありましたが、あとはそれを決めれるか決めれないかでした。それは少しの差ですけど僕には大きく感じました。とにかく今日は鹿島さんの試合運びの上手さをすごい感じました。カウンターを常に狙っていて、自分たちがうまくはまってしまった。我々をうまく利用されてしまいました。
 

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