2008Jリーグ ディビジョン1 第17節
vs京都サンガF.C.
2008.07.16(水)19:03キックオフ
 
会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場・観衆:15,081人・天候:晴
鹿島アントラーズ vs 京都サンガF.C.
1 1 前半 1 2
0 後半 1
21分:野沢 拓也
得点
(アシスト)
11分:柳沢 敦
84分:佐藤 勇人
41分:青木 剛
77分:マルキーニョス
警告 54分:シジクレイ
75分:水谷 雄一
  退場  
59分:IN:ダニーロ
    (OUT:野沢 拓也)
72分:IN:興梠 慎三
    (OUT:田代 有三)
86分:IN:佐々木 竜太
    (OUT:本山 雅志)
交代 89分:IN:安藤 淳
    (OUT:フェルナンジーニョ)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
大岩 剛 DF 4
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
本山 雅志 MF 10
野沢 拓也 MF 8
マルキーニョス FW 18
田代 有三 FW 9
 SUB
小澤 英明 GK 1
中田 浩二 MF 6
中後 雅喜 MF 16
ダニーロ MF 11
増田 誓志 MF 14
興梠 慎三 FW 13
佐々木 竜太 FW 17
 
京都サンガF.C.
水谷 雄一 GK 21
増嶋 竜也 DF 24
大久保 裕樹 DF 23
水本 裕貴 DF 8
角田 誠 DF 26
シジクレイ MF 3
佐藤 勇人 MF 14
中谷 勇介 MF 4
渡邊 大剛 FW 22
フェルナンジーニョ FW 10
柳沢 敦 FW 13
 SUB
平井 直人 GK 1
安藤 淳 DF 18
石井 俊也 MF 17
加藤 大志 MF 27
中山 博貴 MF 15
林 丈統 FW 11
田原 豊 FW 9
 
 

柳沢、佐藤の移籍組2ゴールに沈む。鹿島、悔しい敗北

野沢の今季リーグ戦初ゴールが生まれたものの昇格組の京都相手に悔しい敗北を喫した。またここ西京極ではこれで4勝5敗と負け越し。ホーム・カシマでは全く負けていないだけに鹿島にとって西京極は鬼門になりつつある。順位は浦和と名古屋の試合が明日開催となるため、暫定首位のままだがシーズン再開後の連勝も4でストップし、悔しい敗戦となった

 
 
試合序盤、西京極を埋め尽くしたファン・サポーターの応援を浴びる京都に主導権を握られる。そして11分、最も警戒すべき男にゴールを決められる。シーズン前、京都に移籍した柳沢のヘディングシュートで先制された鹿島は、早い時間に同点に追いつこうとボールを前へ前へと動かす。しかし、逆に前のめりになったところをフェルナンジーニョを中心としたカウンターで攻められ、何度か危ない場面が見られた。しかし、ここはGK曽ヶ端を中心に冷静な守備で対処して事なきを得る。
 
 
そして21分、鹿島は王者の意地を見せる。小笠原が柳沢より強引にボールを奪取し、新井場につなぐ。そして最後は新井場からボールを受けた野沢が見事なミドルシュートをゴール左隅に決めた。この野沢の今季リーグ戦初ゴールで鹿島は1-1と試合を振り出しに戻した。
 
 
その後もやや京都に押されながらも、何度か追加点のチャンスを生み出した鹿島。両者相譲らぬまま、試合はハーフタイムに入った。そして後半に入っても一進一退の攻防が続く。鹿島は前線の田代を狙い、何度かいい場面を作るもなかなかゴールにつながらない。局面を打開すべく、オリヴェイラ監督は59分に同点ゴールの野沢に代えダニーロ、72分には田代に代え興梠をピッチへ送り出す。しかし、この交代策でもなかなかリズムを変えることができず、逆に84分、柳沢と同じく移籍組の佐藤にミドルシュートを決められ、勝ち越しを許した。
 
 
その後、86分に本山に代え、佐々木をピッチに送るも万事休す。鹿島は昇格組の京都相手に悔しい敗北を喫した。順位こそはライバルの浦和、名古屋の試合が明日開催のため、暫定首位を守ったがシーズン再開後伸ばしてきた連勝も4でストップ。野沢の今季リーグ戦初ゴールもむなしく悔しい京都の夜となった。
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
マークの受け渡しを確実にすること。良いリズムで攻撃しているが、カウンターに注意すること。
京都サンガF.C. :加藤久監督
  前半はうまくゲームをコントロールできている。シュートチャンスにはどんどん打っていこう! 後半45分、前半以上の集中力で試合に臨もう!
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  相手がやるべきことをやって、勝利したという印象を受けた。京都は我々の長所を消すことをうまくやったが、我々はそうはできずにチャンスを与えた。2ゴールとも我々のミスからの失点と言える。逆に我々は得点のチャンスにきちんと決めることができなかった。サッカーではよくあることだが、それが今日起きたという感じだ。(出足はゆっくりした印象を受けたが)そういう指示を出すことはあり得ない。むしろ相手が5人6人で引いて守っていたので、スペーズがなくスピードアップできなかった。ただああいう状況では落ち着いてやれば、シュート力を生かして(野沢の)同点ゴールのような得点が期待できる。だが、我々は少し慌て過ぎたような気がする。
京都サンガF.C. :加藤久監督
  (第17節ということで)この試合でシーズンの折り返しだったし、鹿島との対戦ということで集中力を切らさないこととコンディショニングが非常に大事だと思い、試合に臨んだ。また最初の10分でリズムを作りたいと思っていたが、うまく自分たちのリズムになったと思う。相手はどこからでも点を取れるチームだし、Jで最も攻撃力があるチームだから守備を最後まで組織的にできたことが勝点3の要因だったと思う。
 

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