2008Jリーグ ディビジョン1 第15節
vsジュビロ磐田
2008.07.05(土)19:03キックオフ
 
会場:エコパスタジアム・観衆:18,479人・天候:
鹿島アントラーズ vs ジュビロ磐田
2 2 前半 0 1
0 後半 1
3分:小笠原 満男(田代 有三)
34分:本山 雅志
得点
(アシスト)
61分:カレン ロバート
89分:増田 誓志
警告 39分:上田 康太
55分:萬代 宏樹
64分:前田 遼一
69分:ジウシーニョ
81分:名波 浩
  退場  
59分:IN:増田 誓志
    (OUT:野沢 拓也)
69分:IN:中後 雅喜
    (OUT:本山 雅志)
88分:IN:伊野波 雅彦
    (OUT:田代 有三)

交代 61分:IN:前田 遼一
    (OUT:萬代 宏樹)
65分:IN:犬塚 友輔
    (OUT:成岡 翔)
76分:IN:名波 浩
    (OUT:ジウシーニョ)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
大岩 剛 DF 4
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
本山 雅志 MF 10
野沢 拓也 MF 8
マルキーニョス FW 18
田代 有三 FW 9
 SUB
小澤 英明 GK 1
中後 雅喜 DF 16
伊野波 雅彦 DF 19
増田 誓志 MF 14
遠藤 康 MF 25
興梠 慎三 FW 13
佐々木 竜太 FW 17
 
ジュビロ磐田
松井 謙弥 GK 21
加賀 健一 DF 15
田中 誠 DF 5
茶野 隆行 DF 3
駒野 友一 MF 25
成岡 翔 MF 10
上田 康太 MF 27
村井 慎二 MF 14
ジウシーニョ FW 8
カレン ロバート FW 22
萬代 宏樹 FW 32
 SUB
八田 直樹 GK 31
鈴木 秀人 DF 2
河村 崇大 MF 6
犬塚 友輔 MF 17
名波 浩 MF 16
前田 遼一 FW 18
中山 雅史 FW 9
 
 

本山の今季リーグ戦初ゴールが決勝点!! 鹿島、苦しみながらもリーグ3連勝!!

小笠原の開始3分での先制点、本山の今季リーグ戦初ゴールで2-1と苦しみながらも勝利した。シーズン再開後、鹿島はリーグ戦での連勝を3と伸ばし、名古屋が新潟に負けたため、順位もついに2位へと上げた。

 
 
試合開始直後、鹿島は先制点を得る。3分、左サイドを駆け上がった新井場が鋭いクロスをゴール前に送る。これを田代が相手DFと競りながらもヘッドで流し、このボールを受けた小笠原が落ち着いてゴールへ叩き込んだ。これで一気に鹿島が勢いに乗るかと思われたが、この後は磐田にボールを支配される。しかし、ジウシーニョを中心にゴールに迫ってくる磐田をこの試合から復帰した大岩、そして岩政のCBコンビがしっかりと抑える。GKの曽ヶ端も的確な判断から相手のチャンスを潰していく。
 
 
そして34分、小笠原のボール奪取から鹿島はカウンターを仕掛ける。ボールをつないで左サイドから本山がドリブルで前に行く。その後ろから駆け上がってきた新井場がうまく囮となり、相手DFを誘いだす。この新井場の絶妙のランニングで中央に空いたスペースに本山はそのまま侵入し、豪快なシュート。本山の今季初ゴールで鹿島はリードを2点に広げ、前半を終えた。
 
 
後半に入り鹿島は、2点ビハインドを返そうと前に出る磐田に試合のペースを握られる。53分、ゴール前25m付近でのFKのピンチは曽ヶ端がジウシーニョの蹴ったボールを冷静にパンチングで跳ね返すが、61分、一瞬の気の緩みからカレン ロバートにゴールを許す。これで試合の行方は一気に分からなくなってしまった。
 
 
その後も磐田に激しく攻められる鹿島だが、11人が一丸となって守備に集中し、カウンターを狙っていく。オリヴェイラ監督は69分に中後、そして88分には田代に代え伊野波まで投入し、最後まで1点を守り抜く姿勢を打ち出す。曽ヶ端がシューズを履き替えたことと、副審のフラッグが故障のため、交換しなければならなくなったことで生じた7分という異例のロスタイムも鹿島は最後まで集中力を切らさずに2-1のまま、試合を終えた。
 
 
小笠原、本山というチームの大黒柱のゴールで勝利したものの、ほとんどの時間帯で磐田に攻められた鹿島。我慢の末に勝ち取ったアウェイでの勝点3は今後のリーグの展開に大きな意味合いを持つことだろう。
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
相手の両サイドからの攻撃に注意しよう。もう少しマークを厳しくしよう。0-0のつもりで頑張ろう。
ジュビロ磐田 :内山篤監督
  カレン、ジウシーニョ、萬代のコンビネーションで攻撃の起点をつくろう。ディフェンスラインは下がらず我慢しよう。頭の切り替えを早くしよう。後半立ち上がり、集中して最後まで徹底してチャンスを狙おう。まず1点取ろう。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  前半3分で点を獲れたのは良かったが、その後気が緩んで軽率なプレーが出てしまった。その時に相手にリズムを渡してしまったが、総合的に見て良い試合ができた。後半終盤も相手にプレッシャーをかけられたが、ピッチにいる選手11人全員がチームのために献身的に最後まで集中・注意力を切らさずに頑張ってくれたと思う。
ジュビロ磐田 :内山篤監督
  選手たちは2点のビハインドを返そうと最後まで頑張ってくれたが、追い付くところまでいかなくて残念。前田を1点獲ったところで投入することで追い付くぞという雰囲気を出したかった。今後のプレーに期待したい。名波は残り十五分での決定的な仕事を期待して投入した。
 

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