2008Jリーグ ディビジョン1 第13節
vs柏レイソル
2008.05.17(土)16:04キックオフ
 
会場:カシマサッカースタジアム・観衆:20,361人・天候:晴
鹿島アントラーズ vs 柏レイソル
1 1 前半 1 1
0 後半 0
36分:小笠原 満男 得点
(アシスト)
42分:太田 圭輔(大谷 秀和)
67分:曽ケ端 準 警告 35分:鎌田 次郎
78分:ポポ
  退場  
57分:IN:内田 篤人
(OUT:青木 剛)
78分:IN:ダニーロ
(OUT:野沢 拓也)
81分:IN:田代 有三
(OUT:興梠 慎三)
交代 82分:IN:杉山 浩太
(OUT:石川 直樹)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
中後 雅喜 DF 16
岩政 大樹 DF 3
大岩 剛 DF 4
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
野沢 拓也 MF 8
本山 雅志 MF 10
興梠 慎三 FW 13
佐々木 竜太 FW 17
 SUB
小澤 英明 GK 1
内田 篤人 DF 2
伊野波 雅彦 DF 19
ダニーロ MF 11
増田 誓志 MF 14
遠藤 康 MF 25
田代 有三 FW 9
 
柏レイソル
菅野 孝憲 GK 33
蔵川 洋平 DF 23
古賀 正紘 DF 5
小林 祐三 DF 13
石川 直樹 DF 4
太田 圭輔 MF 14
大谷 秀和 MF 7
鎌田 次郎 MF 2
アレックス MF 6
李 忠成 FW 20
ポポ FW 11
 SUB
南 雄太 GK 21
村上 佑介 DF 25
杉山 浩太 MF 34
山根 巌 MF 18
永井 俊太 MF 17
菅沼 実 FW 15
北嶋 秀朗 FW 9
 
 

ホームで悔しいドロー。リーグ戦7試合連続未勝利で前半戦を終える

小笠原の先制ゴールでリーグ戦7試合ぶりの勝利かと思われたが、その直後に同点ゴールを太田に決められ、1-1と悔しいドローで試合は終わった。カシマスタジアム不敗記録を21まで伸ばしたものの、これで鹿島はリーグ戦ここまで5勝4分3敗で勝点18。ACLも戦わなければならない過密日程ではあるが物足りない成績でシーズン前半戦を終えることになった。

 
 
 序盤、最近の試合ではなかなか見られなかった気迫を感じるプレーで攻め込む鹿島。中盤で本山と野沢が攻撃の形を作り、今季リーグ戦初先発となった佐々木、そして興梠の若きツートップにボールを預ける。内田に代わり、右サイドバックに入った中後も攻守のバランスを取りながら安定したパフォーマンスを見せた。
 
 
 試合を優位に進める鹿島は前半36分、ゴール前の混戦から岩政がヘディングシュート。ふわりと上がったボールは、そのままゴールに向かうかと思われたが何と鎌田の手に当たりGK菅野にキャッチされる。だがこのプレーはもちろんハンドと判定され、鹿島はPKのチャンスを得る。これをキャプテンの小笠原が冷静に決め、鹿島は1-0と先制し7試合ぶりの勝利へ一歩近づいたと思われた。しかしその4分後、右サイドを突破された鹿島は太田にヘディングシュートを決められ、同点にされる。ここまでのいい流れを断ち切られ、そのまま前半を1-1で終えた。
 
 
 前半戦最後のホームゲームを是が非でも勝利で終えたい鹿島は57分、青木に代え内田を、78分には野沢に代えダニーロ、そして81分に興梠に代え田代を投入するが、最後の壁を破ることができず1ゴールのみで試合終了のホイッスルを聞いた。これでリーグ戦7試合連続未勝利、成績を5勝4分3敗でリーグ中断期間に入ることとなった。
 
 
 「次(のACLナムディン戦)は是が非でも勝って、気持ち良くオフに入りたい」と試合後、岩政が語ったようにこの悔しいドローの痛みを少しでも和らぐためにも来週水曜のナムディン戦はきちんと勝ってACL予選リーグを突破してほしい。それが今のチームにとって最低限やり遂げなければならないことだろう。
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
中盤の守備のバランスを崩さないよう帰陣を早くすること。集中して残り45分を戦うこと。
柏レイソル :石崎信弘監督
  シュートを意識していこう。相手の速いカウンターに注意していこう。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  今日先発で出ている選手は新しい選手ではなくで、昨シーズンからいた選手なので問題はなかった。佐々木は若いが力のある選手。その力をどう伸ばすかをこれから一緒にやっていかなければいけない。中後選手はもうベテランと言ってもいい選手だし、実力は分かっている。
(前半戦が終わり)シーズン前から過密日程になるのは分かっていたことだし、それをとやかく言うことはない。現在の順位にいるということは想定していたものではなかったし、もちろんもっと上の順位を目指してやっていた。ただサッカーは相手のいるスポーツだから、自分たちだけではどうすることもできないことがある。ここまで打撲系のけが人が多く出て、そういった状況の中でこの厳しいスケジュールを戦わなければいけなかった。また出場している選手の中にも違和感や痛みを感じている選手は多くいる。特に攻撃的な選手にけが人が多いということが、ここまでの結果に影響している部分はあるかも知れない。やはりちょっとした時に攻撃の連動性などが失われていることもある。ただ、これを乗り越えていかなければいけないと思っている。
柏レイソル :石崎信弘監督
  昨シーズンのチャンピオンチームである鹿島とのゲームということで、我々はチャレンジャーという意識を持って失敗を恐れずに行こうと決めていた。前半は押し込まれたが、決定的なチャンスは与えなかった。PKで先制点を取られたが、左サイドを崩してうまく同点に出来た。
後半は決定的なチャンスが何度かあったが、決めきれなかった。やはりそういう部分でまだチームには弱さを感じる。
これで6勝2分5敗という成績で前半戦を終えるが、中断期間の1か月でけが人も治るだろうし、いいトレーニングを積んでいきたい。そして中断明けにいいサッカーができればいいと思う。
 

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