2008Jリーグ ディビジョン1 第1節
vsコンサドーレ札幌
2008.03.08(土)16:00キックオフ
 
会場:カシマサッカースタジアム ・観衆:28152人 ・天候:晴
鹿島アントラーズ vs コンサドーレ札幌
4 0 前半 0 0
4 後半 0
50分:新井場 徹(小笠原 満男)
64分:新井場 徹
70分:マルキーニョス(田代 有三)
89分:佐々木 竜太(本山 雅志)
得点
(アシスト)
 
29分:小笠原 満男 警告 3分:ディビッドソン 純マーカス
25分:砂川 誠
26分:中山 元気
46分:坪内 秀介
60分:佐藤 優也
80分:鄭 容臺
  退場  
81分:IN:佐々木 竜太
(OUT:マルキーニョス)
82分:IN:ダニーロ
(OUT:田代 有三)
84分:IN:増田 誓志
(OUT:野沢 拓也)
交代 45分:IN:藤田 征也
(OUT:西 大伍)
54分:IN:クライトン
(OUT:中山 元気)
63分:IN:岡本 賢明
(OUT:砂川 誠)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
中後 雅喜 DF 16
伊野波 雅彦 DF 19
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
本山 雅志 MF 10
野沢 拓也 MF 8
マルキーニョス FW 18
田代 有三 FW 9
 SUB
小澤 英明 GK 1
笠井 健太 DF 27
ダニーロ MF 11
増田 誓志 MF 14
船山 祐二 MF 23
遠藤 康 MW 25
佐々木 竜太 FW 17
 
コンサドーレ札幌
佐藤 優也 GK 1
鄭 容臺 DF 33
平岡 康裕 DF 21
坪内 秀介 DF 19
西嶋 弘之 DF 6
西 大伍 MF 22
ディビッドソン 純マーカス MF 29
芳賀 博信 MF 18
砂川 誠 MF 8
ダヴィ FW 10
中山 元気 FW 13
 SUB
高原 寿康 GK 31
池内 友彦 DF 5
吉弘 充志 DF 2
クライトン MF 15
藤田 征也 MF 7
岡本 賢明 MF 17
石井 謙伍 FW 9
 

4ゴールでホーム開幕戦勝利!!

新井場の2ゴールなどで4-0と快勝した。
2004年以来、4年ぶりとなるホームでのリーグ開幕戦で新井場、マルキーニョス、佐々木と得点を重ね、来週水曜に行われるACLグループリーグ第1戦へ弾みをつけた。
前半から札幌の前線からの激しいプレスに苦しめれ、小笠原、野沢、本山の中盤が思うようにプレーできない時間が生まれた。前線でのポストプレーを期待された田代、マルキーニョスも自由にさせてもらえない。それでも、地力の差でゴール前に迫ったものの、ゴールには届かない。前半は札幌サイドの期待通り0-0で終わった。
「相手は長いボールを蹴ってきて、プレスをかけてくるサッカーを徹底してきた」とゲームキャプテンの小笠原が語ったように前半は札幌のゲームプランにはまった。


後半に入り、「サイドチェンジを有効に使い、攻撃を組み立てるように」というオリヴェイラ監督の指示も生き、ピッチを大きく使ったパスワークに狭いエリアでのワンツーなどをからめ、うまく相手のタイミングを外す展開で鹿島が試合を作り始める。そして50分、小笠原のコーナーキックから新井場がうまくヘッドで合わせ、待望の先制点を得る。「たまたま2人(大岩と岩政)がいなかったから、ゴール前に行っただけ」と新井場。普段はコーナーキックの際に内田とともに自陣で待ち、相手のカウンターを防ぐのが役割だが、センターバック2人の不在により、182センチの身長を買われてセットプレー要員として起用されていた。続く64分には、積極的なオーバーラップから中後のパスを受け、豪快なミドルシュートを決めて2-0。試合の流れを決定づけた。
「ゼロックスではここから守りきれなかったし、3点目も決められなかった。今日はそれが出来た。特に3点目、4点目と続けて点を重ねたことはゼロックスでの反省点を生かせたと思う」と小笠原が言う通り、今回はその後が強かった。70分に田代の粘りの折り返しをマルキーニョスがヒールで流し込み、ロスタイムには新井場が持ち込んだボールを本山がラストパス。これを受けた佐々木が冷静にゴールした。
試合終了のホイッスルが鳴るまで高い集中力を保ち、4-0で昨季のJ2王者札幌を圧倒した。小笠原、マルキーニョスがともにPKを失敗しながら4得点で完封勝ち。2万8152人が詰めかけたカシマで最高のスタートを切った。



 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
相手ロングボールのこぼれ球、セカンドボールへの対応を確実に。ポジショニングに気をつけよう。サイドチェンジを有効に使い攻撃を組み立てよう。
コンサドーレ札幌:三浦俊也監督
  勝点を獲るまでしっかりとハードワークを続けよう。サイドからのクロスに注意しよう。チャンスはある。点を取ろう!
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  前半は対戦したことのないチームで戸惑いがあり、適応するのに時間が必要だったが、徐々に気持ちの整理、情報の整理ができたこともあり、後半は我々の形で試合を進めることができた。来週からACLが始まるが、フタをあけてみないとわからない。気温・湿度・レフェリング、国の環境などの違いにどう適応するかなど選手たちが適応しやすい環境を与えてあげることが大事。臨機応変に対応したい。J(リーグ)をやりながら上手く並行してみんなで戦って、いい結果を掴んでいきたい。
コンサドーレ札幌:三浦俊也監督
  前半立ち上がりから非常にアグレッシブにできていたが、後半になって運動量が落ちてしまった。また、後半にPKを含めて先に先制点を取りたかった。点を取られたのはしょうがないが、前半の動きを続けられなかったという点は今後の課題である。
 

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