AFCチャンピオンズリーグ2008 予選リーグ 準々決勝第1戦
vsアデレード・ユナイテッド
2008.09.17(水)19:00キックオフ
 
カシマサッカースタジアム・観衆:7,004人・天候:晴
鹿島アントラーズ vs アデレード・ユナイテッド
1 1 前半 1 1
0 後半 0
48分:OWN GOAL 得点
(アシスト)
38分:トラヴィス・ドッド
22分:小笠原 満男
45分:青木 剛
52分:増田 誓志
警告 52分:ササ・オグネノフスキ
52分:ロバート・コーンスウェイト
61分:アンジェロ・コスタンツォ
93分:ユーゲン・ガレコヴィッチ
  退場
46分:IN:中田 浩二
    (OUT:新井場 徹)
76分:IN:佐々木 竜太
    (OUT:増田 誓志)
81分:IN:田代 有三
    (OUT:興梠 慎三)
交代 46分:IN:クリスチアーノ
    (OUT:ポール・アゴスティーノ)
70分:IN:カッシオ
    (OUT:ジエゴ)
78分:IN:クリスティアン・サーキーズ
    (OUT:ルーカス・パンテリス)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
大岩 剛 DF 4
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 6
増田 誓志 MF 14
ダニーロ MF 11
興梠 慎三 FW 13
マルキーニョス FW 18
 SUB
小澤 英明 GK 1
伊野波 雅彦 DF 19
中田 浩二 MF 5
野沢 拓也 MF 8
マルシーニョ MF 12
田代 有三 FW 9
佐々木 竜太 FW 17
 
アデレード・ユナイテッド
ユーゲン・ガレコヴィッチ GK 30
アンジェロ・コスタンツォ DF 4
スコット・ジェイミーソン DF 14
ロバート・コーンスウェイト DF 18
ササ・オグネノフスキ DF 19
ルーカス・パンテリス MF 7
トラヴィス・ドッド MF 13
ジエゴ MF 22
ポール・リード MF 24
ファビアン・バルビエロ MF 26
ポール・アゴスティーノ FW 9
 SUB
マーク・ブリギッティ GK 20
マイケル・ヴァルカニス DF 5
カッシオ DF 6
ダニエル・ミューレン DF 16
クリスティアン・サーキーズ MF 8
ジェイソン・スパニョーロ MF 21
クリスチアーノ FW 10
 
アデレードの堅守を崩せず。鹿島、ホームで痛恨のドロー

90分間で24本ものシュートを放つも得点は前半ロスタイムのラッキーなオウンゴールのみに終わり、ホームで痛恨のドローを喫した。終始ボールを支配しながらも38分、カウンターから相手キャプテンのドッドにヘディングシュートを決められ、試合の流れは大きく変わった。前半ロスタイムにオウンゴールで追いつき、後半に入ってからも逆転を狙うが最後までアデレードの堅守を崩しきることができず、1-1のドローでタイムアップとなった。第2戦は来週9月24日(水)にアデレードで。鹿島にとっては絶対に落とせないゲームとなる。
 
 
前半、身体能力の高いアデレード相手に攻めながらもゴールを奪えない鹿島。前線のマルキーニョス、興梠が動き回りボールの受けどころを作ろうとするが、後ろからの押し上げが少なく孤立する場面も目立った。またゴール前を固める相手に対し、マルキーニョス、ダニーロがミドルシュートを放つも立て続けで相手の体に当たり、ゴールには到らない。その後、膠着した試合展開で時間が流れる中、鹿島はアデレードにまさかの先制点を献上してしまう。38分、カウンターを受けた鹿島は左からのクロスをゴール前でドッドに合わせられ、失点。貴重なアウェイゴールをアデレードに奪われる。
 
 
その後も攻めあぐねたまま、前半が終了すると思われたが、ロスタイム終了間際、内田のシュートが相手DFの足に当たりラッキーなオウンゴールで同点に追いつく。これで鹿島は1-1とし、ハーフタイムを迎えた。
 
 
後半に入っても逆転ゴールを狙い前に出る鹿島だったが、前線にFW1人を残し9人で守りに入るアデレードをなかなか崩せない。サイドチェンジを繰り返し揺さぶりをかけるも最後の詰めを欠いた。残り15分を切り、佐々木、田代を投入し、総攻撃をかけるが万事休す。結局、90分間で24本ものシュートを放ちながら、1-1のドローで第1戦を終えた。
 
 
「今日で細かいパス回しやドリブルに弱いことが分かった。第2戦はそのあたりで崩して勝ちにいきたい」と試合後、キャプテンの小笠原が語ったように来週の第2戦では、準決勝に進むためにもアウェイゲームながら勝ちに行く必要がある鹿島。得意のパスサッカーで崩せることははっきりしているだけに今日のような攻めあぐねる姿はもう見せられない。アジア、そして世界で戦い抜くためにもアデレードでの試合は是が非でも勝たなければならない。
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
サイドチェンジを早くし、サイドから攻撃を仕掛けよう。厳しいマークを徹底すること。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  相手は最初から守るという戦法でカウンター1本から得点につなげる狙いがあったなか、実際に先制されてしまった。ただ、ビハインドとなった後も選手たちはよく戦ってくれたし、同点に追いついてくれた。これだけの大会でレベルの高いチーム同士の戦いならこの(1-1という)スコアはおかしくはない。相手が第2戦に勝負をかけているのは明らかであった。チャンスも多く作っていたが、もう少し慌てずにプレーすればまた違っていたかもしれない。来週の第2戦へのアデレードでの勝負にむけてがんばりたい。
(中田の投入については?)
新井場が足の痛みを訴えていたのでハーフタイムに交代させた。
アデレード・ユナイテッド:ヴィドマー監督
  (引き分けという結果については?)
来週の第2戦もあるので、とりあえずは今日の結果には満足しているし、みんな最大限の力を発揮して戦ってくれた。
(アウェイで勝ちきれなかったことについては?)
選手たちのコンディションもあるし、ピッチが夏の芝ということもあって、(芝の)状態もあまり良くなかった中での1-1というドローだったので満足している。
 

TOPへ戻る