AFCチャンピオンズリーグ2008 予選リーグ 第2戦
vsナムディン
2008.03.19(水)19:00キックオフ
 
カシマサッカースタジアム・観衆:7,087人 ・天候:曇
鹿島アントラーズ vs ナムディン
6 1 前半 0 0
5 後半 0
26分:本山 雅志(マルキーニョス)
49分:本山 雅志
58分:マルキーニョス(野沢 拓也)
68分:マルキーニョス(内田 篤人)
74分:田代 有三(野沢 拓也)
89分:ダニーロ(内田 篤人)
得点
(アシスト)
 
  警告 45分:グエン・マイン・トゥ
83分:ホアン・ザン・ノク
  退場  
76分:IN:興梠 慎三
(OUT:田代 有三)
76分:IN:佐々木 竜太
(OUT:マルキーニョス)
82分:IN:ダニーロ
(OUT:本山 雅志)
交代 54分:IN:ファム・スワン・フー
(OUT:グエン・マイン・トゥ)
63分:IN:アジョク
(OUT:ホアン・ノク・リン)
78分:IN:レ・ヴァン・ズェット
(OUT:グエン・ヴァン・ビエン)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
大岩 剛 DF 4
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 6
本山 雅志 MF 10
野沢 拓也 MF 8
マルキーニョス FW 18
田代 有三 FW 9
 SUB
小澤 英明 GK 1
中後 雅喜 DF 16
伊野波 雅彦 DF 19
ダニーロ MF 11
増田 誓志 MF 14
興梠 慎三 MF 13
佐々木 竜太 FW 17
 
ナムディン
ブイ・クァン・フイ GK 1
チャン・タン・トゥン DF 3
チャン・ヴァン・トアン DF 4
グエン・ヴァン・ビエン DF 5
クォン・クォク・トゥアン DF 17
グエン・クァン・テ DF 19
コネ DF 24
グエン・マイン・トゥ MF 9
チャン・ドク・ズォン MF 23
ホアン・ザン・ノク MF 30
ホアン・ノク・リン FW 11
 SUB
チャン・タン・チュン GK 26
レ・ノック・ルン DF 7
レ・ヴァン・ズェット DF 14
チャン・チョン・ロク MF 8
ファム・スワン・フー MF 22
アジョク FW 28
     
 
 

本山、マルキーニョスの活躍などで6-0と勝利!!

引き気味の相手に対し、苦戦しながらも最終的には6ゴールで勝点3を手に入れ、ホームチームとしての義務を果たした。
90分通して、ほぼ5バックという布陣のナムディンをなかなか崩すことのできなかった鹿島だが、本山とマルキーニョスがともに2ゴールを決めるなど6-0で、ACL2勝目を得た。これで鹿島はグループ首位をキープ。リーグ開幕からの連勝を4と伸ばした。

 
 
 序盤、Jリーグと違うボールのせいか、鹿島のパス精度の悪さが目立つ。引き気味の相手に対し、ボールポゼッションから崩しに入りたいところだが、なかなかボールがつながらない。それでも実力差のある相手に対し、徐々に試合の主導権を握り始める。19分、野沢のミドルシュートのこぼれ球をマルキーニョスがゴール前に送る。それを青木がダイレクトボレーで合わせるが、惜しくも相手GKに阻まれる。
 
 

 そして26分、相手の深い最終ラインをあざ笑うかのような本山のシュートで先制点が生まれる。本山はマルキーニョスのパスを受け、相手DFの壁の前からミドルシュート。このドライブのかかったシュートは美しい弧を描いてゴールネットを揺らした。
その後、膠着状態が続いた前半は1-0のまま終了したが、後半に入り、またしても本山がゴールを決める。49分、小笠原から左サイドに流れた本山へグラウンダーのパス。本山は相手DFを冷静にかわし、ゴール左隅にボールを蹴りこむ。これで鹿島はリードを2点に広げた。

 
 

 続いて58分、右サイドでボールをキープした野沢が粘ってクロスを上げる。このボールに反応したのはここ最近好調のマルキーニョス。落ち着いて頭で合わせ、3-0とした。そして68分には内田の鋭いクロスにまたしても頭から飛び込み、4点目を決める。残り時間を20分のところで試合の行方はほぼ決定した。
しかし、これでも鹿島の勢いは止まらない。74分、田代がゴール裏のコールを浴びながら、野沢のCKから得意のヘッドで5点目を決める。そして、ロスタイムには交代出場のダニーロが珍しい右足のシュートでゴールショーに華を添える。これで6-0と結果的には大勝で勝点3を得た。

 
 

 試合後、「ミスが多かった。いい流れのうちにこういった部分を修正してもっとチーム力を高めていきたい」とゲームキャプテンの小笠原が語ったように反省点も目立ったこの試合。こういった試合を乗り越えていくことで鹿島はさらに進化していくことだろう。

 
 
監督コメント
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  (後半に5得点を決めたがハーフタイムの指示は?)ハーフタイムの指示は試合が始まる前の指示と同じことを言っただけ。ただ前半はできていなかっただけで、うちがいつもやっていることをやろうとハーフタイムに言った。それが後半はできたからこういう結果になったと思う。ミドルシュートの指示もありましたが、サイドからの攻撃もありましたし、ハイボールもありましたし、ドリブル突破もありましたし、いろんな攻撃のバリエーションが多かったと思います。(メンバーを変えないのはなぜ?)ひとつはそんなに疲れていないだろうというのと、もうひとつは、イメージの共有を僕は大切にするので、タイミングだったりそういうものをこのチームでもう少し成熟させたいというのがある。(好調を維持しているが調子を崩さない秘訣は?)去年の苦しい時期を味わった選手が努力なしでは結果を出すことができない、あるいは結果を出すためにはハードワークをしなければいけないというのを認識し実行に移していることでパフォーマンスの持続につながっていると思う。
ナムディン:グエン・ノック・ハオ監督
  まず、鹿島のチームにおめでとうと言いたい。鹿島のチームはすごくいい試合をした。それは結果の流れが表わしていると思います。(北京に比べてどうでしたか?)鹿島のほうが難しかった。鹿島のほうが選手のレベルも上だし、私は鹿島がグループで一番強いチームだと思っています。今日の試合は前半、我々はいい流れだった。だが、後半は鹿島のFWの位置変換がすごく良くて我々のDFの集中力がなくなってしまったと思います。
 

TOPへ戻る