2007 Jリーグ ディビジョン1 リーグ戦 第17節 vs名古屋グランパスエイト
2007.06.24(日)16:00キックオフ
 
アントラーズが70分までに奪った2点を守り切り、名古屋に2-1で勝った。65分に増田がマルキーニョスからパスを受け、右45度から思い切ってシュートを放って先制。その5分後にはマルキーニョスが、ゴール左の角度のない位置からループ気味のシュートでゴールネットを揺らした。その1分後に名古屋ヨンセンのゴールで1点差に追い上げられ、一気に緊迫感を増したものの、GK曽ヶ端の度重なる好セーブなどで逃げ切った。
カシマスタジアムでの名古屋戦は全公式戦を通じて21戦全勝(プレシーズンマッチを含めると22戦全勝)。記録的な連勝はさらに伸びた。また、今季リーグ戦では初の3連勝を記録し、ホームゲームに限れば4連勝となった。今季J1リーグはちょうど半分の17節を消化。勝ち点30のアントラーズは、首位ガンバから8差の3位でのターンとなった。
 
会場:カシマサッカースタジアム ・観衆:14,317人 ・天候:雨
鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパスエイト
2 0 前半 0 1
2 後半 1
65分:増田 誓志
70分:マルキーニョス
得点
(アシスト)
71分:ヨンセン
44分:野沢 拓也
84分:内田 篤人
警告 83分:阿部 翔平
  退場  
73分:IN:船山 祐二
    (OUT:増田 誓志)
75分:IN:ファボン
    (OUT:大岩 剛)
79分:IN:石神 直哉
    (OUT:新井場 徹)
交代 70分:IN:杉本 恵太
    (OUT:片山 奨典)
70分:IN:渡邊 圭二
    (OUT:本田 圭佑)
71分:IN:中村 直志
    (OUT:津田 知宏)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
大岩 剛 DF 4
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
増田 誓志 MF 14
本山 雅志 MF 10
野沢 拓也 MF 8
マルキーニョス FW 18
田代 有三 FW 9
 SUB
小澤 英明 GK 1
ファボン DF 5
石神 直哉 DF 22
ダニーロ MF 11
船山 祐二 MF 23
興梠 慎三 MF 17
佐々木 竜太 FW 34
 
名古屋グランパスエイト
楢崎 正剛 GK 1
大森 征之 DF 4
米山 篤志 DF 5
阿部 翔平 DF 31
本田 圭佑 DF 24
藤田 俊哉 MF 10
吉村 圭司 MF 14
山口 慶 MF 13
津田 知宏 FW 26
ヨンセン FW 9
片山 奨典 FW 27
 SUB
櫛野 亮 GK 21
金古 聖司 DF 20
竹内 彬 DF 30
中村 直志 MF 7
渡邊 圭二 MF 28
巻 佑樹 FW 17
杉本 恵太 FW 19
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
全体的なマークのずれを修正しボールが移動中にアプローチを早くしよう。
名古屋グランパスエイト:フェルフォーセン監督
  ・FWはうまくかけ引きをして中盤でフリーになる選手を作ろう。
・ラインをコンパクトに保ち、ボールを失った時の切り替えを早くしよう。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  決定的なチャンスをしっかりと決めることが重要であり、そのチャンスをうちが上手く決めることができて1つの勝敗をわけた。前半は相手がうちの長所を消すサッカーをしていて厳しいゲームとなったが我々は辛抱強く、忍耐強く戦った。2点とって3点とれたところもあったが決定的なチャンスを決められたということが最後の最後で結果に現れたのだと思う。選手が少しずつ私のやり方やチームのサッカーを理解するようになってきたし、いろいろな状況の中でも試されたことが、チームを確実に成長させている。内田がU-20代表で抜けるのはチームにとって痛いことだが海外試合で経験を積むことによって彼にとっては今後大きな財産となる。彼は将来日本を代表する選手となるだろう。
名古屋グランパスエイト:フェルフォーセン監督
  内容的には良かった。我々はアントラーズよりもチャンスを作っていたがしっかりと得点に結びつけることができず2-1で負けてしまった。93年以来、今までここで勝ち星をあげていないが今までで1番勝ち星に近い試合であったと思う。しかしチャンスから得点をとらなければ試合には勝てない。
 

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