2008シーズン
最終成績:
J1リーグ 優勝
前年より加入したマルキーニョス、ダニーロのブラジル人コンビもフィットし、中田浩二も夏にスイスから復帰するなどして盤石の布陣でリーグ連覇に臨んだ2008シーズン。しかしキャプテン小笠原満男が9月20日のアウェイ柏戦で左膝半月板損傷及び前十字靱帯を損傷し、全治10ヶ月という重傷で戦線離脱すると、中田も膝の怪我の影響で本来のプレーを発揮できず、チームは苦戦を強いられた。しかし同じ"79年組"の新井場徹がチームメートを鼓舞し続け、札幌での最終節、クラブ史上2度目となるリーグ連覇を達成。小笠原、中田ら遠征メンバー外も含め選手・スタッフ全員が帯同し、ともに戦い、最高の歓喜を北の大地で得た瞬間だった。
2007シーズン
最終成績:
J1リーグ 優勝
天皇杯 優勝
前人未踏のリーグ3連覇を初年となった2007シーズン。オズワルド オリヴェイラ監督の下、開幕5試合未勝利など苦しい戦いが続くが、小笠原満男がイタリアから復帰した夏以降、チームは生まれ変わる。第33節は首位の浦和レッズと、満員となった敵地・埼玉スタジアムでの決戦。"天才"野沢拓也が後世まで語り継がれる芸術的ゴールを決め、最後はピッチ上に9人となるまで全員で戦い抜き、J初のリーグ通算300勝目を達成し、勝ち点差1に迫る。そして"聖地"カシマスタジアムで迎えた最終節。清水エスパルスに3-0と完勝し、首位浦和の敗戦を受け、最大勝ち点差11を覆い返す奇跡の大逆転優勝を果たした。念願の10冠目を手にすると、その勢いそのまま、天皇杯も制し、胸の星を11までに増やした。
2006シーズン
最終成績:
J1リーグ 6位
ヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ) 準優勝
長く"6番""キャプテン"としてチームの象徴だった本田泰人が現役を引退し、内田篤人が高卒ルーキーとしてクラブ初の開幕スタメン出場を果たすなど、時代の節目となった2006シーズン。ヤマザキナビスコカップ決勝ではジェフユナイテッド千葉に0-2と敗れ、"天才"野沢拓也が涙を流した。「経験がなかったので、多少不安はありました」とキャリア初の決勝の舞台を経験した岩政大樹は振り返る。この経験が糧となり、翌年の10冠へとつながった。
2005シーズン
最終成績:
J1リーグ 3位
クラブを史上初の3冠に導いたトニーニョ セレーゾ監督の最終年となった2005シーズン。スタートダッシュに成功して首位を走るも夏場に失速。あと一歩の戦いが続き、最終的には勝ち点差1でリーグタイトルを逃した。野沢拓也、本山雅志などの攻撃陣、Jリーグベストイレブンに5年連続選出された小笠原満男の活躍もあったが、悔しいシーズンとなった。その中で、本山の2ゴールで英プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドを2-1と撃破した国立での親善試合は明るい話題の1つだった。
2004シーズン
最終成績:
J1リーグ 年間6位(1stステージ 5位 2ndステージ 4位)
レジェンド長谷川祥之が現役を引退し、秋田豊、相馬直樹がチームを去った翌年となる2004シーズン。「タイトルを獲るためにやって来た」とガンバ大阪から移籍してきた新井場徹、大卒ルーキーとして加入し頭角を表した岩政大樹など、新たな時代の息吹を感じた。リーグでは年間6位、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯ともにベスト8で敗退など成績上は苦戦したシーズンとなった。

『LIXIL× ANTLERS 協賛25周年記念試合』高橋陽一先生コラボ 記念イラストポスター

『LIXIL× ANTLERS 協賛25周年記念試合』の開催を記念して、あの高橋陽一先生が特別に5選手を描いてくれました!

これからも、夢を追いかけよう。ともに。

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