マリノスフットボールアカデミーカップ

2015.08.28(金)
8月19日~21日、鹿島ハイツで行われたマリノスフットボールアカデミーカップに3年生~6年生のスクールチームで参加しました。

大会は1試合30分(15分-5分-15分)で、各学年5チームの総当たりを2回戦行い、3日間で計8試合行いました。
今回は宿泊での大会参加だったので、サッカーの面だけでなく、生活の面でもチームメイトとの団体行動で、普段とは違った時間を過ごしました。

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宿舎ではチームで同部屋ということもあり、その日の反省や、次の日の目標などを子供たちがミーティングする姿も見られました。

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宿舎での食事は、朝食・夕食ともバイキング形式でした。初日の夕食時に自分の好きなものだけを食べている子がいたのでアドバイスをすると、2日目の朝食や夕食時には自分でバランスを考えて食べていました。

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大会の結果は、6年生チームのアミーゴスが見事に優勝を果たしました。次回は全学年優勝できるように頑張ります!

6年生チーム アミーゴス
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3年生・4年生チーム
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5年生チーム
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6年生チーム エスピリート
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6年生チーム アミーゴス
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【3年生・4年生チーム 伊藤コーチコメント】
今大会は3年生と4年生の合同チームで4年生大会に参加しました。初めて会う子が多く、コミュニケーションがなかなかうまく取れず不安でしたが、いざボールを蹴り始めると積極的に自分から名前を聞いたり、様々な話をし始め、3日間過ごしていくにつれて、チームとして一体感が増していきました。試合では、「最後まで諦めないでプレーをすること」をテーマに行いました。思うようにいかなかった試合や負けた試合では悔しさ、勝利した試合では全員で喜び、勝つことの素晴らしさを学んだと思います。学年が違うなかで全員が助け合い、集団行動をするなど様々な経験が出来たこの3日間を、今後のサッカーや私生活に活かしていってほしいと思います。

【5年生チーム 浅野コーチコメント】
今回の3日間のテーマとして、「積極的にチャレンジする」ということを子供たちに伝えました。初日の昼食の際には、「チームメイトの名前を覚えて、交流をしておくこと」を伝えると、初戦の試合の準備の段階ですでに仲良くなっていました。しかし、試合では一緒にプレーするのが初めての子が多く、なかなか積極的にチャレンジするプレーが出来ていませんでした。試合を重ね、試合後のミーティングや、子供たちだけでの話し合いで、徐々にチャレンジする姿が見られるようになりました。普段とは違う相手にチャレンジをして、出来たこと、出来なかったことを子供たち自身で感じることができたのは大会ならではだと思います。この3日間は暑い中や、雨の中、風が強い中など様々な環境で試合を行い、その日の天候やピッチコンディションでどのようなプレーを選択したら良いかなどを体感できたことは、子供たちにとって良い経験になったのではないかと思います。今回の大会で体感、経験した自分の課題を、今後の普段の練習で挑戦し、またいろいろな大会に参加してほしいと思います。

【6年生 エスピリート チーム 柴コーチコメント】
今大会では、なかなか勝つことができない時に、選手たち自ら勝つためにはどうすればよいか、なにをするべきなのかを話し合っている姿がありました。その姿から勝ちたいという気持ちも伝わってきました。勝つことももちろん大事ですが、そういった姿勢や自分たちで自主的にやるということも大事なことだと思いました。洗濯物を干したりご飯を用意したり、朝決まった時間に起きるなど、普段の生活ではなかなか自分たちでやらないようなことも、この合宿では自分たちで行っていて、サッカーはもちろん、サッカー以外のところもとても充実した合宿になったと思います。

【6年生 アミーゴス チーム 齋木コーチコメント】
今大会に参加するにあたり、「自分で考えさせる」ということをテーマに子供たちを指導しました。6年生ということもあり、自分で考えて行動する、大人に頼らずとも自分でできることを気づかせるといった自立を促すことを目的にしたテーマです。なので、子供達に指示を出す際には詳細に言葉を発するのではなく、あえて大まかな指示を出したり、問いかけを多く用いて3日間を過ごしました。すると最終日に近づくにつれ、コーチの指示なしに自分達で次にすべきことを考え、行動に移す子供達が増えていき、最終日には全員が統率して部屋の掃除や身の回りの整理などができるようになっていました。短期間で成長した子供たちを素晴らしく思います。大会初日は初対面の子供達が多かったため、プレーにも緊張が見られましたが、見事2勝を挙げることができました。初日就寝前のミーティングでは、チームの強み、課題、目標を明らかにし、次の日に向ける子供達のそれぞれの目標を設定しました。そして2日目に4勝を挙げて6戦全勝、最終日には全勝優勝を賭けた試合を残すのみとなりました。今一度気を引き締めようと夜にミーティングを行い、次戦に備えましたが、最終日は1分1敗。大会こそ優勝したものの悔しさも残りました。ただ収穫は多かったように思えます。その収穫はこのチームで3日間戦った子供達それぞれの感じ方で異なりますが、その味わった悔しさ、試合中に感じたこと、その全てがこれからのサッカー人生の糧になるので、それを忘れずに成長して欲しいと思います。また、機会があれば一緒に戦いましょう!