試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第6節
鹿島アントラーズ
試合終了
0-1
0前半0
0後半1
名古屋グランパス
- 59' 稲垣 祥
試合経過
小泉 慶 | 56' | |||
57' | 相馬 勇紀 → 齋藤 学 | |||
59' | 稲垣 祥 | |||
荒木 遼太郎 | 63' | |||
犬飼 智也 | 66' | |||
荒木 遼太郎 → 上田 綺世 | 68' | |||
三竿 健斗 → 永木 亮太 | 68' | |||
ファン アラーノ → 遠藤 康 | 68' | |||
松村 優太 → 白崎 凌兵 | 68' | |||
68' | 山崎 凌吾 → 木本 恭生 | |||
杉岡 大暉 → 永戸 勝也 | 81' | |||
犬飼 智也 | 82' | |||
犬飼 智也 | 82' | |||
町田 浩樹 | 90'+2 | |||
エヴェラウド | 90'+5 | |||
90'+5 | 米本 拓司 |
名古屋の堅守を崩せず、ホームで悔しい敗戦
明治安田生命J1リーグ第6節、カシマスタジアムで名古屋グランパスと対戦した。試合を通してボールを支配したアントラーズだが、相手の堅固な守備に苦しみ、なかなかチャンスをつくれない。後半に稲垣のゴールで名古屋に先制点を許すと、犬飼が2枚目のイエローカードで退場処分を受けてしまう。結局、同点に追いつくことができず、0-1で敗戦を喫した。
前節のアウェイ福岡戦は、前半から和泉が負傷交代、関川が一発レッドで退場、後半には土居が負傷交代を余儀なくされるなど、度重なるアクシデントに見舞われた。その後、終盤に一瞬の隙を突かれて失点を許し、0-1で敗れた。
いくつもの不運に見舞われた本当に悔しい結果だ。ただ、選手たちは数的不利の中でも最後まで諦めず、勝利への強い執念を持ち、プレーした。
ザーゴ監督も試合後の会見で「勝ち点を失ってしまったものの、選手たちの最後まであきらめない姿勢が見ることができた。そこはこの試合での収穫だと思う。選手たちを讃えたい」と話した。そして、次節に向けて、「先日の広島戦に比べたらリカバリーをする時間が1日多くある。まずはしっかりと状態を回復しなければいけないし、どの選手がプレーできる状態なのかを見極めなければいけない。失った勝ち点をホームで取り返していく」と勝利を掴み取る覚悟を語っていた。
試合前にはJ1通算100 試合出場を達成した永戸の表彰が行われた。スタジアムに集ったファン・サポーターからは温かい拍手が送られた。
先発メンバーは福岡戦から6人変更した。ゴールマウスは沖が守り、最終ラインは右から小泉、犬飼、町田、杉岡が入った。ボランチは三竿とレオがコンビを組み、前線はアラーノ、荒木、エヴェラウド、松村が務める。ベンチには、スンテ、永戸、永木、遠藤、白崎、上田、染野が座った。
強い雨風が吹きつける中、アントラーズのキックオフで試合が始まった。立ち上がりからシンプルなロングボールで山﨑を狙ってきた名古屋に対し、アントラーズは犬飼と町田が冷静に対応し、安定した守備をみせる。一方、攻撃面では相手の守備ブロックの間でパスを引き出し、ボールを前進させることに成功したが、ファイナルサードでは名古屋の組織的な守備に捕まり、好機をつくることはできなかった。ただ、試合の入り方としては、攻守ともに悪くない出来だった。
時間の経過とともに、名古屋のシンプルな攻撃が脅威を増していく。何度かサイドを突破され、決定機をつくられた。それでも、フィニッシュの局面で守備陣が身体を張り、ゴールを許さなかった。だが、攻撃面では変化をつけられず、効果的な縦パスを通せない。そして、このまま前半はスコアレスで終え、ハーフタイムに突入した。
後半立ち上がりからアントラーズは積極的に攻撃を仕掛け、試合の流れを引き寄せる。右サイドから立て続けに決定機をつくり、ゴールへ迫った。
しかし、アントラーズが不用意なファウルを犯したこともあり、すぐに試合の流れはニュートラルに戻る。すると、59分にコーナーキックのこぼれ球に反応した稲垣にミドルシュートを決められてしまった。欲しかった先制点は名古屋に渡る。
早く同点に追いつきたいアントラーズは、68分に荒木、三竿、松村、アラーノに代えて、上田、永木、遠藤、白崎を投入。81分には杉岡との交代で永戸をピッチへ送り、変化を加える。しかし、アントラーズの変化に名古屋はすぐに対応し、全く隙をみせなかった。
すると、82分に状況は悪化する。自陣で犬飼が柿谷を倒し、2枚目のイエローカードで退場処分を受けてしまう。その後は、名古屋の巧みなゲームコントロールを前に攻撃の糸口を見つけられず、このまま0-1で敗戦を喫した。
非常に悔しい結果だが、前を向いて戦うしかない。次のYBCルヴァンカップ、アウェイ福岡戦で勝利を掴むべく、チーム一丸で最善の準備を尽くす。
【この試合のトピックス】
・松村が公式戦初先発
明治安田生命J1リーグ第6節、カシマスタジアムで名古屋グランパスと対戦した。試合を通してボールを支配したアントラーズだが、相手の堅固な守備に苦しみ、なかなかチャンスをつくれない。後半に稲垣のゴールで名古屋に先制点を許すと、犬飼が2枚目のイエローカードで退場処分を受けてしまう。結局、同点に追いつくことができず、0-1で敗戦を喫した。
前節のアウェイ福岡戦は、前半から和泉が負傷交代、関川が一発レッドで退場、後半には土居が負傷交代を余儀なくされるなど、度重なるアクシデントに見舞われた。その後、終盤に一瞬の隙を突かれて失点を許し、0-1で敗れた。
いくつもの不運に見舞われた本当に悔しい結果だ。ただ、選手たちは数的不利の中でも最後まで諦めず、勝利への強い執念を持ち、プレーした。
ザーゴ監督も試合後の会見で「勝ち点を失ってしまったものの、選手たちの最後まであきらめない姿勢が見ることができた。そこはこの試合での収穫だと思う。選手たちを讃えたい」と話した。そして、次節に向けて、「先日の広島戦に比べたらリカバリーをする時間が1日多くある。まずはしっかりと状態を回復しなければいけないし、どの選手がプレーできる状態なのかを見極めなければいけない。失った勝ち点をホームで取り返していく」と勝利を掴み取る覚悟を語っていた。
試合前にはJ1通算100 試合出場を達成した永戸の表彰が行われた。スタジアムに集ったファン・サポーターからは温かい拍手が送られた。
先発メンバーは福岡戦から6人変更した。ゴールマウスは沖が守り、最終ラインは右から小泉、犬飼、町田、杉岡が入った。ボランチは三竿とレオがコンビを組み、前線はアラーノ、荒木、エヴェラウド、松村が務める。ベンチには、スンテ、永戸、永木、遠藤、白崎、上田、染野が座った。
強い雨風が吹きつける中、アントラーズのキックオフで試合が始まった。立ち上がりからシンプルなロングボールで山﨑を狙ってきた名古屋に対し、アントラーズは犬飼と町田が冷静に対応し、安定した守備をみせる。一方、攻撃面では相手の守備ブロックの間でパスを引き出し、ボールを前進させることに成功したが、ファイナルサードでは名古屋の組織的な守備に捕まり、好機をつくることはできなかった。ただ、試合の入り方としては、攻守ともに悪くない出来だった。
時間の経過とともに、名古屋のシンプルな攻撃が脅威を増していく。何度かサイドを突破され、決定機をつくられた。それでも、フィニッシュの局面で守備陣が身体を張り、ゴールを許さなかった。だが、攻撃面では変化をつけられず、効果的な縦パスを通せない。そして、このまま前半はスコアレスで終え、ハーフタイムに突入した。
後半立ち上がりからアントラーズは積極的に攻撃を仕掛け、試合の流れを引き寄せる。右サイドから立て続けに決定機をつくり、ゴールへ迫った。
しかし、アントラーズが不用意なファウルを犯したこともあり、すぐに試合の流れはニュートラルに戻る。すると、59分にコーナーキックのこぼれ球に反応した稲垣にミドルシュートを決められてしまった。欲しかった先制点は名古屋に渡る。
早く同点に追いつきたいアントラーズは、68分に荒木、三竿、松村、アラーノに代えて、上田、永木、遠藤、白崎を投入。81分には杉岡との交代で永戸をピッチへ送り、変化を加える。しかし、アントラーズの変化に名古屋はすぐに対応し、全く隙をみせなかった。
すると、82分に状況は悪化する。自陣で犬飼が柿谷を倒し、2枚目のイエローカードで退場処分を受けてしまう。その後は、名古屋の巧みなゲームコントロールを前に攻撃の糸口を見つけられず、このまま0-1で敗戦を喫した。
非常に悔しい結果だが、前を向いて戦うしかない。次のYBCルヴァンカップ、アウェイ福岡戦で勝利を掴むべく、チーム一丸で最善の準備を尽くす。
【この試合のトピックス】
・松村が公式戦初先発
スタッツ
6 | シュート | 6 |
---|---|---|
10 | GK | 10 |
5 | CK | 2 |
11 | 直接FK | 23 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 7,809人
- 天候
- 雨、弱風
気温 19.1℃ / 湿度 84.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 木村 博之
- 副審
-
平間 亮
堀越 雅弘 - 第4の審判員
- 桜井 大介
- VAR/AVAR
-
村上 伸次
榎本 一慶